2006.9.16不惑講演会
不惑講演会で脳神経外科医師/小野先生の講演を拝聴しました。
場所：東京体育館　第1会議室　　　不惑の案内
小野先生
【講演要旨】
１．『スポーツ現場の選手・コーチの皆様へ「１０ｶ条の提言」』と具体例最後の方で、予防に対する私の個人的見解を述べます。
２．ラグビーでの脳震盪について
・ＩＲＢの指示に従い競技規則に記載がありますが、これは競技規則にもかかわらず、練習中にも適用されます。
・日本協会では更に脳震盪の届け出の義務を課しています。
<スポーツ現場の選手・コーチの皆様へ「１０ｶ条の提言」>
2001.3.1　初版
日本臨床スポーツ医学界
学術委員会脳神経外科部会
石川直巳、荻野雅宏、小野陽二、片山容一
関野宏明、服部光男、平山公義


1.意識障害は脳挫傷の程度を示す重要な症状である
2.頭部を打っていないからといって安心はできない
3.意識障害を見極めて、経過を観察することが重要である
4.見かけ上、意識が回復したからといって安心はできない
5.どのようなときに脳神経外科専門医に診てもうか
6.受診する医療機関を日頃から決めておく
7.搬送には厳重な注意が必要である
8.体調がすぐれない選手に練習や試合をさせない
9.練習、試合への復帰は慎重に
10.頭部外傷の頻度が高いスポーツでは、脳に対するメディカルチェック
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