房惑ｸﾗﾌﾞ会報(第6号) 「今こうしてラグビーができる」 森　康行(紺)


　今年前半は怪我をしたプレーヤーが多く、去年から継続して怪我をしている選手を含めると随分多い状況になっている。また昨年から白パンを中心として新入部員が多く加わり、年齢には関係なく新たなメンバーとも一緒にプレーができることに感謝しています。
　私は丁度３年前に入部しました。「ラグビーが再びどうしてもしたくなり」自らクラブのサイトから応募しました。そして今、こうして練習に試合に参加しています。一言で自分の気持ちを表現すると「ラグビーができる感動を噛み締めている。」怪我も多いですが、２０年のブランクを経て再び選手としてプレーができる喜び、感動があります。とても純粋な感激が全身を包んでいます。
　今年５７歳になりますので確かに２０代や３０代の自分の体と異なり、肉体的には衰えは隠せません。それでも、その時代には感じなかった「ラグビーがこうしてできる」感動が今の肉体を動かしています。自分がチームの為に何ができるか。同時に２０年のブランクを補う為に何ができるかと考え、土曜日は個人練習の日として自分を磨く。房惑のメンバーやチームに少しでも貢献できるように自分を磨く事は、チームに参加する必要条件だと考えています。
　今こうして一緒にラグビーができる皆様全員の方々に心から感謝の気持ちをお伝えします。怪我で休んでいる仲間ともまた再び元気な姿で一緒にプレーをしましょう。何歳になっても自分自らの足で一緒に大地を走り回りたい。