祝 創部25周年によせて
水産ラガークラブ
清水 宇門
 楕円球に魅せられ半世紀、いまだに年甲斐も無く?どちらに転がるかも分からない楕円のボールを追って、フィールドを駆け回っています。何がこれほど私を惹きつけるのかと、つくづく考えてみました。
それは、
1.15人と言う団体スポーツ最大の人数で戦う団体格闘技だから?
2.常に"ALL FOR ONE & ONE FOR ALL"を意識したチームワークが好きだから?
3.楕円球に象徴される、人生の縮図を感じるから?
4.激しい戦いの中で、常に"SELF CONTROL"が求められるスポーツだから?
5.老・若・男・女、大きい・小さい人、足の速い人・遅い人、どんな人でも楽しめるスポーツだから?
 もちろん、これらの特徴が魅力的であることには違いないのですが、私にとってそれ以上に魅力的なのは、『ノーサイド』の精神だと思っています。
 つまり、タイムアップの瞬間に、レフリーの笛が鳴った時、敵サイドと味方サイドが無くなると言うラグビーの基本的理念が好きだから、と言う事に思い至ったのです。
 何故なら、この理念のお陰で、この半世紀に楕円球を通じて触れ合って、今尚お付き合いしている友人、私にとって掛け替えの無い終世の友が数え切れない人数となったからです。
 今回、25周年を迎える房惑クラブの人たちも、もちろん私にとって掛け替えの無い終世の友人達です。房惑クラブと知り合って、春・秋の定期戦を繰り返し、クラブハウスでの楽しいファンクションを続けているうち、いつの間にか7年になりました。今後も体力の続く限りお付き合いしたいと願っています。そして房惑クラブが30年、40年、50年と発展され、我水産ラガークラブとの交流がいつまでも続くことを心から願っています。
合掌
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