ラグビーを愛好してくださる皆様へ 平成8年9月
川越市ラグビーフットボール協会

協会報第4号
ラグビーシーズン到来
　猛暑続きの夏が終り、いよいよ本格的なラグビーのシーズンに入りました。リーグ戦や各種大会の開幕に備えて、夏の間も激しいトレーニングを続けてきた選手達にとって、培った力や戦術を発揮する“光り輝く季節”です。
　ラグビーというスポーツは、つらい苦しい練習に耐えてきた者たちが、広いグランドを思いきり走り回り、ボールをパス又はキックし、人にぶつかり、もみあい、自分の力を存分に出せる、組織と組織の勇壮な格闘球技です。このよう表現すると、荒々しい男達だけのスポーツと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。フェアプレーの精神を尊び、自己犠牲の精神で見方を前進させ、試合が終れば敵も見方もないノーサイドの精神で友情を深め合う、心やさしき紳士達のスポーツなのです。近年では、ラグビーの魅力にとりつかれ、見ているだけではもの足りなくなった女性達がプレーするようになり、女性だけの大会も開かれています。
　これから秋が深まるにつれ、新聞やテレビなどでラグビーを目にする機会が増えてくるでしょう。こうしたマスメディアに取り上げられる試合だけでなく、身近で行われている試合や練習を見てください。そこには、己を殺して味方を活かすことに努力を惜しまず、黙々と走り回り、勝っておごらず、負けて潔い、熱き心をもったラガーメンの姿があるはずです。
　なお、当協会では１１月４日(休)、１０日(日)に雁見橋下の東京国際大学グラントで、市民体育祭ラグビーフットボールの部を開催しますので、ぜひ、おでかけください。
川越ラグビー協会総会開催
川越市ラグビーフットボール協会の平成８年度定期総会が５月１２日(日)、川越駅西口の川越福祉センターで開催されました。
　総会には、当協会の顧問でもあり市議会議員の中原秀久先生にも御出席いただき、「グランド建設こそが本協会における私の仕事であると認識している。いわゆるお役所言葉の『検討』ではなく、より具体的なものになるようさらに運動していく。」との心強いお言葉をいただきました。
　また、8年度の事業計画が協議され、新たに市民ラグビーフットボールの部と三地区対抗ミニラグビー大会を実施していくことになりました。
市体協会への加盟が認められる
　去る５月２５日(土)、川越市民体育館で開催された川越市体育協会の平成８年度定時代議委員会において、当協会の加盟が正式に承認されました。
　これは、当協会が発足したのと同時に体協に加盟申請していたのを受けたもので、この間の当協会の活動が認められ、28番目の競技団体として認知されたものです。
　今後は、団体育成費や事業助成費の補助金が出るほか、各競技団体ごとに市民体育祭の実施が義務付けられており、その費用や賞状・メダル等の支給が受けられます。
　また、当ラグビー協会がめざしている専用グランドの建設に向けた活動についても、強力な援軍となることが期待されます。
以上