 |
| 2. |
肋骨骨折 |
|
| 1) |
原因 |
|
| ・ |
タックルされた時に相手の頭部などにより直接胸部に衝撃を与えられることや、転倒時に胸部を打撲することで生じる。 |
|
| 2) |
症状 |
|
| ・ |
胸痛・・・骨折した部位を押すと局部的に強い痛みがある。 |
| ・ |
呼吸困難・・・咳や深呼吸が困難になる。 |
| ・ |
チアノーゼ(唇が紫になる)・・・肺や血管の損傷があると起きやすい。 |
| ・ |
ひどくなる(出血や気胸を合併)とショックや意識消失も起こす。 |
|
| 3) |
処置 |
|
| ・ |
競技を継続するときはその後のプレーヤーの状態に十分注意すること。 |
| ・ |
症状が増悪した時はすぐに中止させる。 |
| ・ |
基本的にレントゲンで骨折の有無や合併損傷などを確認する。 |
| ・ |
骨折の場合はバストバンドなどで安静を保ち、1カ月程度は対人プレーは不可。 |
|
|
| 3. |
気胸 |
|
| 1) |
原因 |
|
| ・ |
外傷がなく起こるとき(自然気胸)と胸部の打撲に伴うとき(外傷性気胸)。 |
| ・ |
自然気胸は再発することも多い。 |
|
| 2) |
症状 |
|
| ・ |
呼吸困難、胸痛を訴える。 |
| ・ |
圧痛はないことが多い(特に自然気胸のとき)。 |
|
| 3) |
処置 |
|
| ・ |
気胸が疑われたら、プレーは中止させる。 |
| ・ |
医療機関での脱気(胸腔にチューブを挿入して肺から漏れた空気を抜く処置)が必要になる。 |
|
|
|
| 1. |
心臓震盪 |
|
| 1) |
原因 |
|
| ・ |
胸部(胸骨)にボールや相手がぶつかった衝撃で起きる。 |
|
| 2) |
症状 |
|
| ・ |
胸部(胸骨)にボールや相手がぶつかった衝撃で起きる。 |
| ・ |
衝撃を受けてから、数秒〜10秒くらいしてから倒れることが多い。 |
|
| 3) |
処置 |
|
|
|
|
|