ＮＨＫ仕事学のすすめ/不況をチャンスに変える/似鳥昭雄
2011/8/3コスト削減マネジメント
・ 経営者は、１０年先を予測せよ。
・ 不況を予測する。不況では、優秀な人材を集められる。
・ 景気時に投資を控え、不況時に投資する。
・ 改革は、従来の組織では出来ない。トップ直属にしないとダメだ。
・ 決定しても先の見通しが悪いと撤退する。
・ 市場は日々変化するものと思え。
・ 客の得を考える→売れる→客の得を考える
2011/8/10経営は今でもアメリカに学べ
・ 倒産の危機にある時、アメリカの視察旅行に行った。アメリカの素晴らしい生活に感銘を受けた。アメリカの家具は安くて調和が取れていた。⇔日本の家具は値段は3倍でバラバラであった。【日本でアメリカの素晴らしい生活を実現させる】との夢とロマンを持ってアメリカ方式を全て導入した。
・ 渥美俊一さんに経営に教えを受けた。最低の成績で鈍重であったが、特別指導を受けた。指導中は怒鳴られる等大変であったが夢とロマン実現のため頑張った。業績は見る見る良くなった。
鈍重でも日々前進すれば良い。
・ 社員全員アメリカへ研修にいかしている。
・ 常識は疑うべきだ。昔は、5店舗以上出すと潰れると言われていたが、アメリカ100店舗以上の店は多かった。
・ ニトリ社是
1. 私たちは、お客様へ欧米並みの豊かな暮しを提供します。
1. 私たちは、お客様へ品質が維持された商品をより安くお届けします。
1. 私たちは、お客様へトータルにコーディネートされた住まいを提供します。
1. 私たちは、日本でそして世界でＡ級のスペシャリストを目指します。
2011/8/17常に前例を否定せよ
・ 2006年品質管理室を立ち上げる(カンジニアリングからエンジニアリングへ)
・ 直感で広州ホンダ/杉山社長を定年後スカウトする。(初対面後工場見学させてもらった。→今まで工場見学した人いない。)
・ 自動車並みの製造工程にしている。製造工程から不良品を無くすため治具を導入した。
クレーム処理には多大な労力かかり、通常製品の3倍の労力がかかる。
・ 検査だけではダメ。取引先工場の整理・整頓と衛生管理と材料管理について指導している。
・ 完成品のチェックは無くし、前工程でチェック導入している。
・ 工員の多能工化を進め、工場従業員を１８００人から１５００人に削減出来、生産ロット１００ケから１０〜１５ケへ減らすことにより在庫の削減が出来た。
・ 海外工場も社長直轄の組織とした。→見える化が図れる。
検査員は工場長と対等とした。
・ 欧米のデザインを取り入れている。
欧米の製品を購入してそれを参考にて製品を作っている。日本人デザイナを養成中である。
・ 顧客の要求する機能を同じ価格で提供している。
機能追加を工場に要求すると、価格上げるように言われるが、改善が無いと指導し改善の意欲向上して収益向上に貢献してきている。
2011/8/24“職場改善力”育成法
・ 週報で反省し次ぎの対策を考えさせている。
・ 従業員３４００人がニトリ大学で講義、試験をしている。
・ ２０代で憶えた体験・経験がスヘシャリストになれる。
・ 自他ともに認められる一流の技術者になって欲しい。
・ 社員が誉められることが何より嬉しい。
・ 社員の飽き防止のため資格試験制度を作っている。自己実現のため頑張って欲しい。
・ ＱＣサークルを導入し、賞を乱発して、少数精鋭から多数精鋭を目指している。