第27回
関東甲信越大会開催にあたって
水戸市長 高橋 靖

 関東甲信越各都県から多数の選手の皆様をお迎えして、第27回関東甲信越ラグビーフットボール不惑大会が水戸市を会場として盛大に開催されますことは、誠に喜ばしく心から歓迎申し上げます。
 本大会は、不惑の年齢である40歳を超えた選手の皆様で構成される10チームが出場し、生涯にわたってラグビーを楽しみ、生涯スポーツの理念の実践と啓蒙の一環として、シニアラガーマンが集い交流する、大変意義深い大会であります。
 選手の皆様におかれましては、日頃の努力とトレーニングにより鍛え上げた強靭な身体、不屈の精神、チームワークによって、白熱した好ゲームが展開されることを期待いたしますとともに、ラグビーを親しむ仲間が一堂に会し、お互いの健闘を讃えあう思い出深い大会となりますことを念願しております。
 水戸市は、日本三名園の偕楽園や旧水戸藩校の弘道館など水戸徳川家ゆかりの史跡に加え、本市が誇る千波湖周辺の自然景観、世界へ向けて芸術文化を発信する水戸芸術館など、個性と魅力にあふれる数多くの資源を有しており、水と緑に囲まれた環境の中で、歴史と伝統、そして文化を大切に育んでまいりました。
 本大会にご参加の皆様万におかれましては、是非この機会に市内の歴史遺産や名所に足をお運びいただきまして、伝統を受け継ぎながら新しい文化の創造に取り組む水戸の魅力を感じていただければ幸いです。
 最後になりますが、本大会の開催に向けて多大なるご尽力をいただきました関係者の皆様に深く敬意を表しますとともに、本大会の今後ますますのご発展を祈念し、歓迎のことばといたします。

前へ 次へ