説得する話し方『PREP』法で面接に勝つ

「起承転結」法 「PREP」法
これから話し始めることの背景や登場人物を伝えます。
「起」の部分をより詳細に具体的に説明し、理解させ、次の「転」につなげます。
話のクライマックス部分。聞く手が想定していない展開を見せて“アッ”といわせるよう工夫することが望ましいと言われます。
いわゆる「オチ」、結論の部分です。聞き手はここではじめて、話し手が言おうとしていたことを理解します。
PはポイントのPです。「私は〜だと思います」のように、まずはじめに、結論をシンプルに明確に伝えます。
Rは理由(Reason)です。「なぜなら〜だからです」のように、なぜその結論に至ったか、という理由を説明します。
Eは例えや具体例(Example)です。「たとえば・・・」「具体的には・・・」というように、Rで伝えた内容をより鮮明にイメージさせたり裏付けたりするエピソードや具体例を述べます。
最後のPもポイントのPです。「ですから、私は〜だと思います」と最後にもう一度結論を伝えて話を終えます。
「起承転結」法とは・・・ 「PREP」法とは・・・
誰もが国語の授業で習った覚えがあり、無意識のうちに使っていることが多い話法です。この話し方は、結論が最後まで分からないので、物語やドラマの構成には適していますが、面接やビジネスシーンには不向きと言われます。 結論をはじめに伝え、それから理由や根拠を述べ、最後にもう一度結論を述べて締める話法です。相手を説得(納得) させることを目的とした話法ですので、特に面接の場面に適しています。この話法を有効に活用するためには、まず、「自分自身が相手に最も伝えたいポイントは何か」を整理することが大切です。