歓迎のことば
上田市長  母袋創一
全国各地から大勢の選手や関係の皆様をお迎えして、「第14回菅平高原不惑クラブラグビーフットボール交流試合」が、ここ菅平高原で盛大に開催されますことは、上田市といたしましてもこの上ない喜びであり、市民を代表いたしまして心よりお礼と歓迎を申し上げます。
 菅平高原は、日本百名山の四阿山と花の百名山の根子岳の裾野に広がる雄大な高原で、昭和6年に初めてラグビー合宿が行われて以来、日本の代表選手や強豪チームが訪れる中で「合宿の聖地」として80年余の歴史と伝統を刻んでまいりました。
 2019年には、アジアで初めて、オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ、世界三大スポーツイベントのひとつであります「ラグビーワールドカップ」が、日本での開催が決定されており、世界の強豪20チームが国内に集結し、熱戦が繰り広げられようとしています。上田市菅平高原では、地元関係者の皆様の熱意により、この5月に「上田市にラグビーワールドカップキャンプ地を誘致する会」が発足し、2019年ワールドカップ大会前のキャンプ地誘致に向けて菅平高原を世界にPRし「世界の菅平高原」を目指そうと発進したところでございます。
 15回目を迎える菅平高原不惑クラブラグビーフットボール交流試合大会が開催されますことは、誠に意義深いことであり、生涯スポーツとして、ラグビーフットボールの繁栄と歴史を築いてきた先人の皆様に敬意を表するとともに、ラグビーフットボール競技が大勢の人々に親しまれ、さらに盛んになることを期待しているところです。選手の皆様におかれましては、ラガーマンとしての自負と誇りを胸に練習の成果を遺憾なく発揮され、試合に臨んでいただくとともに、この大会を通じて多くの交流を深めていただきますようご期待申し上げます。
 結びに、本大会の開催にあたりまして、準備の段階から御尽力を賜りました関係者の皆様に、深謝申し上げますとともに、本大会の成功と皆様の御健勝を御祈念申し上げ、歓迎の言葉とさせていただきます。
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