| 1976.10.1県民だより ガンバレ中年ラグビーチーム −熊惑クラブ− 時は１８２３年、イギリスは名門ラグビー校での出来事。 当日は、イギリス国民が三度の食事よりも大好きなサッカーの試合が行われいた。試合は白熱し、まさに一進一退を続けていた。と突然愛校心あふれるラク゛ビー校の一選手が興奮のあまり、ボールを持ってゴールにまっしぐら、観客は一瞬あぜんとし、そして猛烈な拍手がわき上がった。これが、ラグビーの始まりとか。 今でも、体でぶつかりあう男のスポーツとして人気が高い。しかし、運動の激しさからもっぱら若者の独壇場だった。 このラグビーを中年の仲間で楽しもうとチームが熊谷市にある。「熊惑クラブ」。 荒川の河川敷きで激しくもみあう同チームは、この４月に結成したばかりで、その職業も税理士さんとか呉服屋、肉屋さんとさまざま。 現在、会員は３０人で、いずれも４０歳以上と若者エージを越えてしまった人々だが、かつてはラグビーを楽しんだ経験の持ち主ばかりで「今一度、ラグビーに青春を」と意気込はすごい。 クラブの代表格である秋元永三さん(４０)は、「毎日曜日に練習をしていますが、川口から通ってくる人もいるほどで、皆さん好きなんですよ」とヤル気十分。 同クラブの最年長は６３歳の山本幹一さんだが、ラグビーを礼賛しながら「体力増強になり、肩こりも吹っ飛びます」と効用を話す。 おなかが少々気になるあなたも、ここらで、ラグビーとはいかなくとも一つスポーツをやってみますか。 |
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