熊惑クラブ創立２０周年を祝して 埼玉ﾗｸﾞﾋﾞｰ協会　理事長　尾崎良巳

　熊惑クラブ創立２０周年心からお祝い申し上げます。
　熊惑クラブは、昭和４２年埼玉国体の時に、熊谷市でラグビーが開催され、それを契機に熊谷市在住するオーバーザ４０のメンバーが中心となり創立されました。当時ラグビーが盛んでなかった埼玉県に、多くの不惑チームの誕生を願い「埼玉不惑」を名乗らずに「熊惑クラブ」と称しました。
　活動は毎週１回、国体のラグビーの会場であった荒川ラグビー場で熊谷クラブと練習や試合をして、関東甲信越不惑大会の参加は勿論、神奈川不惑、群馬不惑、東京不惑との定期戦を行っております。練習や試合で良い汗をかき、汗をかいた夏は冷たいビールで、冬は熱燗で、車座になっての楽しい談笑は、ラグビーの、勝っておごらず負けて侘れず、そしてお互いのブレーをたたえ合う「ノーサイドの精神」そのものであります。
　台湾、香港、オーストラリアの海外遠征も行っております。オーストラリアのクィーンズランド州政府、クィーンズランド州ラグビー協会との友好、親善に努力をされ、平成２年１２月にはクラブチーム、キングフィシャーズとの親善試合を熊谷市で行っています。そのチームのメンバーであったジョン・ブラース氏は翌年、さいたま１２０周年記念事業クィーンズランド州選抜対埼玉代表のクィーンズランドの監督で来県され、そのクィーンズランド州選抜のメンバーのうち１２名が第２回ワールドカップのオーストラリア代表であり、埼玉県民に世界レベルのラグビーを見せた一役を熊惑クラブは荷ないました。
　スタイルは、４０才台の白パンツ、５０才台の紺パンツ、６０才台の赤パンツ、７０才台の黄パンツ、８０才台の紫パンツとなっております。
　メンバーの目標は、三世代ラガーメン家族と赤パンツまでプレーをすることである。今後とも精進され目標を達成されますとともに埼玉県サグビーの発展に寄与されますことをお願いいたしましてお祝いと致します。
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