創立２０周年を祝って　　　　　　　　　　 熊谷市長 小林一夫
熊谷市のラグビー愛好者のクラブであります熊谷不惑倶楽部が、創立20周年を迎えましたことを、心からお祝い申し上げます。
　熊谷市では、８年後に控えた第59回国体のメイン会場を受け持つこととなり、いろいろとその受入れの準備に取りかかろうという段階です。平成３年、熊谷市に落成した埼玉県の県営ラグビー場も、次の国体開催時には、ラグビー競技の会場として多くの選手達を迎えることと思います。
　聞くところによりますと熊惑クラブの誕生も、昭和42年の埼玉国体終了後、ラグビーを愛する方達の、スポーツに対する熱意と「暮らしの中にもスポーツを」とのかけ声から出来たと言われています。クラブのメンバーの中には、熊谷市の少年ラグビースクールの生徒の指導に情熱を傾けてこられた、本当にラグビーが好きでたまらないという方々が多いと聞いております。
　熊谷市も、県営の熊谷ラグビー場のオープンを機に、歴史と伝統に培われたラグビーをまちづくりに活かす「ラグビータウン熊谷」の積極的な推進を図っております。開場以来、熊谷ラグビー場では、関東大学ラグビーや東日本社会人大会の公式戦の試合が開催されております。そのようなチャンピオンスポーツとしてのラグビーとは別に、エンジョイラグビーとしていつまでも、練習や試合にとラグビーを楽しんでいる熊惑クラブの存在は貴重なものであります。
　終わりに、「ラグビータウン熊谷」の推進のために、熊谷市民にラグビーに対する関心を高めそして又ラグビーの楽しさを教えてくれる役割を受け持っていただけたらと願っております。
　熊惑クラブの創立20周年を契機といたしました、貴クラブのさらなる発展と皆様方のご健勝を祈念申し上げ、挨拶とてたします。
前へ home 次へ