| 熊谷不惑倶楽部 | |||
飯田重雄さん１９９７．１０．１ラグビーワールド投稿記事 |
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創設２０周年を静かにクリアー、インターナショナル倶楽部に向かってリスタート！？ 熊谷不惑倶楽部は、熊惑(ゆうわく)クラブという愛称で皆様に親しまれています。創設は１９７６年、昨年四月、創設２０年を迎え、メモリアルゲーム・パーティ、そして記念誌の発行等の記念イベントでお祝いしました。 熊谷という一地方都市の名称をチーム名としていることによって、閉鎖的・排他的なイメージを抱かれる方もいらっしゃるかと思いますが、私達の思いはそれとは全く逆で、各都市毎に不惑チームが誕生し、ラグビーが増増隆盛を極め、ラグビーを通してのクラブの楽しさが社会に浸透することを希った事のことでした。 現在の登録部員数は、６０名。西は岡山、東は郡山、南の果ては、何と南極大陸(南極越冬隊、最近無事帰還）から駆け付けてきてます。クラブ活動の為のインフラもほぼ完璧な状態に仕上がっています。クラブチーム最大の悩みであるグランドは、さすが「ラグビータウン熊谷」をキャッチフレーズにする熊谷市の御配慮と、我が会長の御尽力で、荒川河川敷の芝生(大体半分)グランドが常時、使用可能です。 また、私達にとっては、結構切実な問題ですが、医療関連のバックアップ体制は万全です。整形外科のヒゲ先生、循環器の新任先生、リハビリのアキレス先生が常にスタンバイです。更に、万万が一に備えて、獣医のツル先生も準備できております。ラグビーグッズの紛失・破損も心配ありません。当クラブの事務局長は、ラグビープロショップのオーナーです。電話して店が開いていることをしっかり確認の上、ショッピングにお出かけ下さい。 会社や家庭で一人ぼっちで淋しい向きには、埼玉レディースのメンバーが心強い味方となってくれると思います。話ぐらいは、多分、聞いてくれるんしゃないかな。それでも駄目な場合は、ビアーとおつまみ。ビアーはメーカー無料提供というわけにはいきませんが、銘柄だけはラグビーの強い某洋酒メーカー勤務の横車でほぼ固定。おつまみ、キャプテンの御好意で時としてく山海の珍味のお話がグランド中に溢れます。キャプテンは昔々、世界の海を縦横無尽に走り回った鯨ハンター(研修の時だけだったとの説あり)で、現在はフランカーとして地面を走り回っています。特筆すべきは、熊谷の伝統あるフルーツショップのちゃんちき若旦那、「人間はどうしたらあれだけ明るくなれるのだろうか」という哲学的命題を我々に与えてくれます。あれやこれやで、我が熊惑クラブは全体的に絶妙なバランスが十分にとれたいいチームとメンバー一同自負しております。 ところで、ラグビーの活動ですが、活発です。昨年、１９９６年は、四月六日、県営熊谷グランドＢで創立２０周年記念の最大イベントとして、あの「桜とシダの会」とのフレンドリーマッチを行い、前夜、熊谷堤の桜の下、花見酒をしこたま振る舞ったにも拘わらず、楽しく遊んで頂きました。 １９９４年の夏には、１９９１年に続いて、二回目のオーストラリア遠征、ブリスベーンの「キングフィッシャーズ」とナイター戦を戦いました。次は、来年ニュージランド遠征を計画中です。 定期戦は、「不惑倶楽部」「神奈川不惑クラブ」「群馬惑惑クラブ」「栃惑プレジデント」の各チームと友好的かつ構造マジにゲームしております。中でも「神惑」さんとは、妙に馬が合い、定期戦を超えてお付き合いさせて頂いており、「群惑」さんにも参加して頂いて、１９８９年より三惑大会を開催いたしております。 |
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