2005.9.10キバナコスモスの浜離宮恩賜公園
浜離宮恩賜公園のキバナコスモスを見にいってきました。キバナコスモスは、見頃の最後のようでした。庭園内は、モデルの撮影会や芸をしておられました。
浜離宮恩賜公園の所在地：中央区浜離宮庭園1-1
入場券の案内
　この地は、もとアシの生い繁る将軍家鷹狩の場でしたが、承応年間(１６５０年代)に甲府宰相松平綱重の別邸となり庭園として造成され、甲府殿浜屋敷又は海手屋敷と呼ばれました。その後、綱重の子綱豊が六代将軍家宣となるに及んで名を浜御殿として、大いに改修が行なわれ景観を整えました。園内には茶屋・鴨場等を設けるなどして将軍家の行楽や接待の場としてもちいられ、又江戸城の出城としての役目をもつていました。
　明治維新後宮内省所管となり、以後浜離宮と改め、迎賓・謁見の場として大いに利用され、皇室の観桜会もしばしば催されました。昭和２０年には東京都に下賜され翌年より一般公開しています。
　本園は、広大な池泉に海水を導き、潮の干満によつて庭趣に変化をもたせた潮入りの回遊式築山泉水庭で、不幸にも関東大震災や太平洋戦争により建物や多くの樹木を焼失しましたが、お伝い橋のかかる潮入りの池や鴨場等に往時の面影を残しており、江戸時代に発達した大名庭園を代表する貴重な文化財であります。

開園：昭和２１年４月１日　　　面積：２５０，１６５㎡　
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