2007/7/19清宮克幸さんの講演拝聴
東京国際フォーラムで開催された清宮さんの【明日を担うリーダーを育てるために～勝てる組織、勝てるリーダーの作り方】を拝聴しました。当日申込を得るため１時間ならびました。講演前清宮さんが横を通られましたが相当重そうでした。当日申込の人が約１００名程度で全体５００名程度の盛況でした。
清宮さん言われたこと
１．【熱】
自分が早稲田大監督就任して一年目に前年度ベスト８のチームを強豪したのは、大学選手権の一週間前まで自分の力だと思っておられたそうです。雑音を無くすために、監督就任前ＯＢ会に口出ししないようお願いされたそうです。大学選手権の一週間前に主力のＨＯの選手に肉離れで練習休むよう言っていたのに、１００ｍダッシュを走ったそうです。清宮さんが注意したところ主力のＨＯの選手は、優勝したいので１２０％の力を出さないと勝てないだと言って監督に成って初めて逆らわれたそうです。その後、お互いに泣きながら話をし練習したそうです。その後試合までの充実した練習が出来たそうです。選手は、清宮さんが監督を成ること阻止しようとしたほど日本一に成る気持が強かったそうです。ジャージ授与式は、監督と出場選手のみでの行う行事だったそうですが、大学選手権の決勝は、全員を集め出場選手へジャージとお守りを渡し試合に出ない選手へもお守りを渡されそうです。その時試合出られなかった４年生に今年会った時そのお守りを宝ものにしていること知ったそうです。決勝では、関東学院の故意の反則によりトライ出来ず５点差で負けたそうです。反省会では、選手は関東学院の故意の反則が敗因と言っていたが、清宮さんは反則させないような接点での強さが必要と説いたそうです。
２．【ことばが大切】
サントリーの【アライブ】・早稲田大【アルティメット・クラッシュ】はその言葉で意識を統一させる役割を果たしているようでする。早稲田大【アルティメット・クラッシュ】は、関東学院のとの決勝のことを話してイラクで亡くなられた奥さんに考えて頂いた言葉だそうです。１０名のプロと６名のスタッフを持つサントリーでも意志統一ため合同行事(富士山登頂・飲み会)等されているようです。
３．【自己行動力】
ミッション→【ラグビーを通して夢と希望を持ち続ける】、ビジョン→【リーデングラグビーを目指す】だそうです。早稲田大学が１８年ぶりにトヨタに勝った試合では、監督の自分も心臓が飛び出しそうだったし、秩父宮の観客全員が立って観戦していたとのこでした。試合後、ファンの方から感動の手紙を頂いたとのことでした。①手足の不自由な娘さんが一人でフランス旅行された。②２３才の末期ガンのトレナーが自宅へ戻り１週間後に亡くなりお母様よりお礼いただいた。等を選手へも話すそうです。そうすると、自覚が生まれ選手から“あの感動が味いたい”と言ってくれるそうです。

奥さんが恩師でありライバルだそうです。
奥さんから【それはおまえらしく無い？】・【おまえそれが限界か？】・【おまえだから出来る！】・【自分しか出来ないことは何か？】等のことばを考えながら行動されているそうです。
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