ご挨拶
札幌市長 上田文雄

 爽やか秋の風が心地よいこの季節、第33回全道不惑神善ラグビーフットボール大会が、盛大に開催されますことをお喜び申し上げますとともに、北海道各地からお集まりの選手、役員の皆さまを心から歓迎いたします。
 札幌市では、いつでも、だれもが、どこでもスポーツを楽しめる環境づくりを進め、生涯スポーツの振興に取り組んでいます。40歳以上の成年を迎えても、学生に負けない熱意で、元気にラグビーフットボール競技を続けていらっしゃる皆さまのはつらつとしたプレーは、生涯スポーツのお手本となるものです。
 選手の皆さまの熱い闘いがここ札幌で開催されますことは、大変意義深く、現在ニュージーランドにおいて開催中のワールドカップ、7人制が正式競技となった来年のロントンオリンピック、そして2019年のワールドカップ日本開催に向けて、ラグビーフットボール競技の楽しさや素晴らしさをより多くの市民に伝える絶好の機会になるものと思います。
 また、ラグビーフットボールの精神は、相手選手とリスペクトし合う関係を築くことであり、この大会を通じてその精神を高めていただくとともに、市民の皆さんに共感していただければと思います。
 参加される選手の皆様におかれましては、日頃の練習の成果を存分に発揮して熱い戦いを繰り広げ、また、試合をはなれましては、札幌の食を満喫し、各地から大会に集った仲間と交流を深められることを願っています。
 結びに、大会の開催に向けて準備を進められた役員、関係者の皆さまのご尽力に深く敬意を表しますととともに、本大会の成功と、選手の皆さまのご健闘をお祈り申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。
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