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第33回北海道不惑親善ラグビーフットボール大会の開催にあたりご挨拶申し上げます。 本道はもとより全国から道都、札幌にお集まりになりました選手の皆様並びにご家族の皆様ご苦労様です。今年、3月に発生した未曾有の大地震により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。この震災により各種大会の中止や自粛などの動きもあるところですが、我々に出来ることは各自がそれぞれの体力に応じラグビーをエンジョイしている姿を示すことではないかと考えています。是非、被災地のラガーマンのためにも選手各位の元気なプレーわご期待しているところでする 前回の札幌開催でのご挨拶のなかで、“「ＬＡＮ」の精神”について触れさしていただきましたが、この度、日本体育協会は創立100周年を機会に「フェアープレーで日本を元気に」〜あくしゅ、あいさつ、ありがとう〜のキャンペーンを始めたとのことです。 このキャンペーンの活動内容をみてみますとフェアープレー・仲間を信じる・全力を尽くす・ノーサイド等々まさしくラグビーの“「ＬＡＮ」の精神”そのものです。 このキャンペーンの活動が広く周知されることはラグビー精神の普及に繋がるのではないかと期待しているところです。来年は福岡を中心に不惑世界大会(ゴールデンオールディーズ)が開催されるとも伺っています。この大会が我が国で開催される意義は大きく、世界中の元気な不惑ラガーマンのプレーはラグビーの楽しさ、すばらしさを多くの方々に伝えてくれるはずです。まさしくラグビーファミリーとして大会は、2019年ワールドカップに向けての大きなアピールになることでしょう。 私が不惑ラグビーのゲームを観戦して感じるのはカテゴリー分けのすばらしさです。まだ現役のプレーに未練のある白パンツ、気持ちと体が一致しないプレーに戸惑う紺パンツ、円熟のプレーで我が道を行く赤パンツ以上、実にうまく分けたものだと感心しているところです。本日は緑の芝生の月寒ラグビー場で選手各位がベストを尽くしてすばらしいラグビーを楽しみ交流を深められんことをご期待申し上げますと共に皆様のご健康とチームのより一層のご発展を祈念しご挨拶といたします。 |
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