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創立2O年。人間で言うなら、ようやく、成人式を迎えることができ、他の不惑チームのように、大人の仲間人りが出来るのかなと思います。これも、いろんな特技のあるメンバーの方々の盛り上げがあったからだと、感謝しております。 さて、この20年を振り返って、私にとって一番想い出深いのは、平成6年5月、秋田市で開催された“不惑ラグビー全国交流大会”であろう。 創設2年目での初の遠征、初の大きな大会でもあったせいなのかもしれない。 県庁から借りたマイタロバスでの長い道程の珍道申も、想い出深い。 前日のレセプションの盛大さにも感激した。そして、試合当日、隣グランドで見た好ゲーム。 "これが、不惑の・・・。"と、心の中で絶句。そして、感服したのを覚えている。 魚津不惑は、天理、岩手と2戦2敗であったが、結構良い試合だった。(・・と、慰めている。)どこの誰だか知らないが、試合中の写真を撮ってくれていた人がおり、後で送って頂いた中に、私が主役の1枚のアップ写真があった。 その1枚は、今も私の机の上に飾ってある。時折、それを見ては、"なかなか・・・。"と思いながらも、現在とのギャップにうなだれている自分がいる。 また、忘れてならないのは、"ねんりんピック"福岡、鹿児島、石川大会に参加できた事でしょう。いろんな出会いと交流、そして、温泉。良い体験をさせて貰った。 “‥40、50はハナ垂れ小僧。60、70は働き盛り。90になって迎えが来たら、100まで待てと追い返せ。”と、誰かが言っていたが・・・。 この大会で、まさに頭の下がる思いで、ただ、敬服させられた方を、何人もお見かけした。果たして、自分は何歳までプレー出来るのだろうか。とりあえず、第一目標を"黄パンツでプレー"としておこう。 さすれば、息子も不惑。親子で一緒にプレー出来れば嬉しい限りである。私のポジションは、皆さんの好意でスタンドオフをやらせて貰っている。その願いの前に、いつも"スタンド"で"オン"にならないようにがんばろう。 高校でラグビーを始めて47年。犠牲にしたものも多々あるが、何よりも、すばらしき仲間と出会えたのが宝であろう。私は、以前より試合、催事等には家内を同行している。30歳代、県協会社会人担当していたゆえ、シーズンオフ以外の日曜日は、留守ばかりであった。その罪滅ぼし、と共に、その仲間達を見せてやろうと同行したのが始まりであった。 これが間違いであった。私よりもこのチームが気に入ったみたいである。 現在は、救護係として魚津不惑の一員である。職業は、看護師。ただし、赤パンツの私より人生の大先輩ばかり入院の病院である。したがって、赤パンツ以上の扱いには慣れているみたいである。 最後に、20年共に支えてくれた戦友たちに"感謝。そして、10年後の30周年には、白紺、赤以上と、それぞれのチームが形成されていることを望むと共に、私も黄パンツの現役として参加していたいものである。 |
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