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魚津不惑RFCが創立２０周年を迎えられ心よりお祝い申し上げますと共に、節目としての記念誌を発刊されます事は誠に意義深く３０年、４０年誌と続いていくものと確信してやみません。 「魚津のラグビー」は、多くの先輩諸氏が大切に「楕円球」を落とす事なく引き継がれて来た賜物と言って過言ではないと思っています。 「魚津不惑誕生」も、日本カーバイド工業ラグビー部OBを基軸として活動していた「魚津オールドラガー」が高齢化した事も一因だったように思います。 平成3年夏、チーム立て直しの声がかかり、私を含め数人の仲間と新たに「不惑チーム」として、発足準備を始めました。クラブの規約作り、グラウンドの確保、人集め、ユニフォームの作成、会員予定名簿の作成等、幾度となく協議し時間かまわず奔走し、翌年４月、どうにか総会が開催できたのも、準備委員のメンバーや当時の市ラグビー協会の方々のアドバイスがあったからだと思います。 時代が時代だけに、パソコンや携帯電話も普及しておらず会員募集の封書(１３０通)に、切手を舐めながら貼った事を思い出し笑いする事があります。 ともあれ、「無から有を生み出す」貴重な体験させて頂いた事が走馬灯のごとく思い出されます。 以来、１５年間、クラブの運営に携わり、熊谷不惑はじめ郡山不惑、関倶楽部、金惑等県外チームとの交流・交歓を通して「人の輪」の大切さを学んだようにも思います。 設立当初３０大弱でスタートした会員も６０人を超える大所帯となり、県内では一番充実した組織と思っています。 又、休眠していた魚津サーティも数年前に復活し、今後の不惑としては明るい材料であり喜はしく思います。 今後は創立２０周年を契機として、市ラグビー協会と共に「ラグビータウン魚津」を築き上げて頂ければ幸いと思います。 結びに、高齢化社会と言われて久しい今日「元気不惑，元気ラガーマン」として、地域に根差したクラブチームとして益々のご発展と会員皆様の一層の飛躍を祈念申し上げ、お祝いの言葉とします。 [一句] 「転がる楕円球捕りそこね、転がり倒れ笑いを誘う」 "楕円球を追う姿、人生を歩む縮図なり" |
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