大会会長あいさつ
ねんりんピック鹿児島2O08
さつま町実行委員会会長
さつま町長 井 上 章 三
　ねんりんピック鹿児島２００８(第２１回全国健康福祉祭かごしま大会)ラグビーフットボール交流大会が，選手の皆様をはじめ，全国から大勢の方々をお迎えして，さつま町で盛大に開催できますことは誠に光栄であり，心から歓迎申し上げます。
　さて，少子高齢化がますます進展するなか，年輪を重ね，豊かな知識と経験を積まれた高齢者が，健康で生きがいを持ち，ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与されていることに対しまして，心から敬意を表する次第でございます。
　このような皆様が，ラグビーフットボール競技を通じて全国から集い，交流を深められることは，大変意義深いものがあると考えております。
　また，ラグビーフットボール交流大会は，平成３年の岩手大会，平成１２年の大阪大会，平成１７年の福岡大会以来，４回目の開催となり，参加チームも２６チームと前回大会より３チームも増えており，ますます盛んになって来ているように思われます。
　選手の皆様には，日頃の練習の成果を十分に発揮され，ワンフォーオール・オールフォーワンのラグビー精神により，ノーサイドのホイッスルが鳴る瞬間まで精一杯プレーされ，思い出に残る大会になることを願っております。
　さて，鹿児島県は，南北600キロに及ぶ温暖で広大な県であり，世界自然遺産に登録されている屋久島をはじめ特色ある島々，活火山桜島，豊富な温泉など多彩で豊かな自然や，焼酎，黒酢，黒豚，黒牛に代表される豊かな食材にも恵まれている，我が国有数の観光県であります。
　その中で，我がさつま町は県の北西部に位置し，町の中心部を南九州一の大河である川内川が流れる山紫水明の緑豊かな町でございます。また，町内にある天然芝のグラウンド３面を利用し，高校ラグビーを中心とした合宿の受け入れにも力を入れており，九州管内では高校ラガーマンの夏合宿のメッカとしても知られているスポーツコンベンション・シティでもございます。したがいまして，この大会の開催にあたっては，町をあげて皆様を歓迎いたしますので，町民との親睦を深めていただけたら幸いであります。
　最後になりますが，本大会の開催にあたり，全面的なご協力をいただきました競技主管団体の皆様方をはじめ，関係者各位に心から感謝申し上げますとともに，本大会に出場されます選手，役員の皆様方の今後ますますのご健勝とご多幸を祈念いたしまして，ごあいさつとさせていただきます。
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