熊谷不惑倶楽部創立三十周年記念行事への参加とご協力に感謝申し上げます。
熊谷不惑倶楽部 会長　吉田　嘉高
　桜の時期でした、四月の初旬、我が熊惑クラブの遊び場である荒川ラグビー場の土手で夜桜を鑑賞しながら、二十周年記念の試合相手｢桜とシダの会｣のメンバーと酒を酌み交わしていたのは。･･････　あれから十年が経ちました。
　そして、本日ここに、沢山の仲間達のご参加をいただき、無事三十周年のお祝いが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
　毎年、対戦やら懇親会でお世話になっております、東京の不惑倶楽部を初めとして近隣の不惑チーム並びに遠来の仙台や魚津からのご参加本当に有難うございました。
　また、公私ご多用の中ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、そして今はプレイする機会はありませんが、熊惑クラブの創立当時の一時期を共に楽しんだ仲間にもご出席いただきました。仕事の都合上、岡山の倉敷で桃惑倶楽部に所属しプレイされている渡辺先生の参加、遠路ご苦労様、本当にうれしく思います。
　我が国日本も昨今は、高齢者社会の時代とも言われてますが、その長寿社会に身を置く我々としましては、いつ迄も若く健康で有りたいという願望の下、日曜日にはいつも楕円のボールで遊んでいます。菅平での全国不惑大会や関東甲信越不惑大会での対戦相手や定期的に友好試合を組んでいるクラブの皆様方と、いつ迄も元気でラグビーが楽しめるようにと、練習に励んでいる者もおりますが、練習はともかく、あわよくば大それた「トライ」などをと夢見て、また、懇親会での美味な酒だけを期待している仲間がいることも知っています。（これは熊惑に限ってのことではありますが）
　｢one for all,all for one｣を、モットーとするラグビーに｢楽苦備｣と命名した先人に感謝しながら、スポーツに仕事にとこれからも程々に頑張って行きたいものです。
　創部した昭和５１年９月に、熊惑クラブ初戦の縁となりました群馬惑惑倶楽部や昭和６０年５月に香港遠征を企画して、人数の関係で同行をお願いした神奈川不惑倶楽部（残念ながらノーゲーム）の皆様方には創部以来一方ならぬお世話になりました。当時の懐かしい顔ぶれも最近は様変わりしましたが、長い長いお付合いに感謝申し上げます。
　そして、３０周年のクラブの歴史の一ページには、練習に、試合にと共に汗を流し、スクラムを組んだ今は亡き仲間たちも居りました。３０周年の記念日を無事に迎えることが出来るのも彼らのお陰でもあります。改めて、心より哀悼の意を彼の仲間たちに捧げたいと思います。
　ところで、我がクラブの当面の課題は、会員の確保でありますが、赤パン組みは黙ってても充実して行くと思います。紺パンもそこそこに人数は維持できそうです。チームの中心戦力である白パン組、４０歳代の戦力を何としても集める努力が必要です。関係各位のＰＲご協力に期待しております。
　３０周年の記念誌発行に当り、ご多忙中にもかかわらず原稿の執筆依頼を快く応えていただき、激励等の一文をお寄せいただきました。また、広告の掲載や資金面でのご協力いただきました大勢の皆様方に感謝申し上げます。
　多くの皆様のご好意と善意、クラブ会員の協力に支えられ、熊惑クラブが今後も活動出来ますことを確信して挨拶の言葉といたします。
　皆様、本当にありがとうございました。
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