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２０年前、私は、不惑正式メンバーの年齢には、わずかに若かった。 東日本不惑秋田大会で、秋田不惑より招待を受けた魚津不惑に、助っ人?参加しました。足には少々自信がありましたが、岩手不惑の紺パンツに素晴らしい選手がおられて、本当に50代か、自分自身50代であれだけ走れれば、と、うらやましく思った。 菅平不惑交流大会には、毎年欠かさず参加し、本家、不惑クラブに100点近く得点されたりしましたが、数年後にはリベンジを果たし意気揚々と帰路に着いたのが懐かしく思います。 しかし、紺パンツが見えてきた時期に、右手人差指に痩れを感じ受診したところ、頸椎症性脊椎症と診断され、ラグビーをプレーすることを、固く禁じられました。妻には、ラグビーで身体障害者になっても面倒は看ない、とお灸を据えられプレーする事を断念しました。その後、チーム役員会で監督をする様、強制され、観るだけのラグビー選手に変身しました。 魚津不惑には、30代後半から60代までの選手が在籍しており、足の速い人、遅い人、体重の重い人、軽い人、身長の高い人、低い人、ロの回る人、寡黙な人、様々な者がいました。どうチームをまとめれば良いかは、迷いませんでしたが、選手として参加している以上は、試合途中での交代は、怪我以外は認めず、「せめて前半だけでもプレーして下さい。」と、お願いしました。 また、事前に相手チームの監督に「魚津は前半赤紺パンツ主体で、後半は白パンツ主体でメンバーを組みますから合せて頂戴」と、頭を下げたりし、なるべくミスマッチが起こらない様、同年代同士で楽しくそして激しくラグビーをプレーする事が不惑ラグビーであり、その事で選手個々の長所を引出し、短所を隠す。と、思い実践してきました。 昨今のラグビーは、50代後半を過ぎた選手には戦術が高度すぎて、理解するのが大変で、コーチ陣からの叱陀激励にも、頭では理解しても体が付いて行かず、現監督は反復練習する事により体で覚える様、苦慮されていますが早く成果が出る様、期待しています。 今後、魚津不惑RFCも、30年40年と歴史を積み重ねていくと思いますが、微力ではありますが、何かのお手伝いをさせていただけたら幸いです。 |
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