御挨拶
2014年11月8日
山口県立萩商工高等学校
校長　品川豊勝

　つばき会関東支部総会が、会員の皆様多数の御出席のもと、盛大に開催されることを、心からお祝い申し上げます。また、皆様方には、平素から本校の教育活動につきまして格別の御理解と御支援を賜っておりますことに対しまして、衷心より御礼申し上げます。

　さて、平成18年度に統合され「萩商工高等学校」となり、今春6期生を送り出し、新生商工卒も1083名となり、新たな歴史を少しずつ刻んでおります。2月には玄関前に同窓会より校訓碑を設立いただき、「質実剛健」「至誠一貫」「知行合一」のもと、特色ある学校づくり、地域から信頼される学校づくりに教職員と生徒445名が一丸となって取り組み、同窓生や地域の協力もいただき萩商工高校としての教育活動を進めているところです。

　少子化の影響により、工業科も「機械・土木科」と「電気・建築科」の2学科となり、商業系の「総合ビジネス科」と「情報デザイン科」の4学科体制ではありますが、地域の皆さんの御支援をいただき“地域の発展に貢献する人材の育成”をめざし教育活動を推進しております。

　学習活動は、もちろん、部活動や学校行事には生徒たちは熱心に取り組み全国大会や中国大会にも数多く出場しております。本年度は、小林寺拳法部は正式種目となった全国高校総体に出場し、また、夏の全国高校野球選手権山口大会では、ベスト4に入り、学校はもとより萩市も大いに盛り上がりました。

　これまで卒業しました萩商工生徒の進路状況につきましても、同窓会の先輩諸氏の実績と生徒の努力により、厳しい就職状況のなか全員の進路実現を果たすことができました。
今年度は求人状況も非常によく8月末現在昨年度比33％増となっております。関東方面にも人数は少ないのですが就職内定しておりますので、今後とも関東支部総会への誘致をお願い致します。

　学校を取り巻く環境の変化により学校教育大きく変わろうとしています。県教委は9月22日に、平成28年度から奈古高校を萩高校の分校にする方針を明らかにしました。山口県北浦の商工高校（専門高校）としての使命・役割は、さらに大きくなっております。今後とも同窓会・同窓生の皆様の力強い御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

　終わりになりましたが、支部総会の関係役員の皆様の御尽力に感謝申し上げますとともに、会員の皆様の御健勝と御活躍を祈念し挨拶といたします。
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