追悼・小嶋さん・・・四国遍路で思う 副会長  櫻田 健次郎
 平成16年9月21日、定年退職後のサンデー毎日の好機を活用し四国霊場八十八ケ所の歩き遍路(野宿中心)に挑戦し1番霊山寺を出発した。当初は35日ぐらいで歩き終える計画であったが、途中3度台風に見まわれたりして予定が狂い、88番大窪寺を打ち終えたのが10月31日午前9時前で、41日間の四国遍路となった。大窪寺からの帰路は霊山寺へのお礼参りの道を途中野宿1泊を予定して歩いていたが、雨が本降りになってきたので、結願祝いを兼ねて金清温泉に投宿して41日間の疲れを温泉と酒でいやした。部屋では携帯電話が通じず、この日、小嶋さんが群惑との試合中に倒れ帰らぬ人となったことを知る由もなかった。11月1日、中村さんから小嶋さんの死を聞いたときは驚愕しました。「元気な若い人が何故」「遍路が予定通り終わっていたら、俺もグランドで一緒に走っていたな」といろいろと脳裏に浮かんできました。予定が延びたために、遍路結願の日と小嶋さんが亡くなられた日が偶然にも重なったことに奇縁を感じたしだいです。 
                                              合掌
今は亡き 小嶋さん
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